内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メイド息子

新入り小学生男子の奨学生から成績表が届きました。 お母さんは、セブ島で私が毎春海沿いのコテージを仕事場にしていた時代、お世話になったメイドさんです(写真の右から2番目、許諾あり)。 で、内山安雄を探しあてて、息子を奨学生に、自薦での応募です。…

倫理観の原体験

私が小学校に上がった直後のこと。 家の前を足を大きく引きずる中年男性が通りかかりました。 それを見ていた母親が、何の気なしにいいました。 「いい子にしてないと、あんなふうになるんよ」 それを聞きつけた父親が、母親にではなく私に向かって烈火のご…

投資トラブル

投資トラブ話の話の続きです。 薄らバカ、調子こきの私が、投資金をこがね持ちの友人知人から預かって株に投資運用していた時代のこと。損を出しても、元本の9割を保証するというバブル時代ならではのあきれた商売でしょう。 で、ある売れっ子作家さんが投…

投資トラブル

投資トラブルといえば、思い出すのはバブル前期に、この私、極小の株取引の投資家グループを率いていました。金あまりといわれた時代、どんな株を買っても、たいてい値上がりしていました。損害を出した場合でも、私が投資額の9割を保証するという条件で友…

インフルエンザ

コロナ禍の中、インフルエンザは話題にもなりません。 実はこの私、長い人生でインフルエンザになったこと、一度もありません。 「珍しすぎる」「いったいどんな体質なのか?」「一度もなんてありえない」とかなんとか友だちが。本当のところはどうなんでし…

巨大ゴキブリが仕事場に侵入

巨大ゴキブリが仕事場に侵入、天井に張りつき、のそりのそり。 「ここには食べ物なんてないのだから、早く出て行ってええええ!!!」 が、触覚を動かして、エサを探しているようです。ゴミがあれば、何ヶ月も生きるらしいです。 さすがにゴキブリは私もちょ…

縁故採用の奨学生にあらず

フィリピン中部の離島で暮らす小学生の奨学生より直近の成績表が届きました。全教科90点で揃えてきました。 この子のお母さんは、内山安雄がマニラで訳ありの薬局をやっていた時代の経理担当者でした。トラブルに巻き込まれたおり、彼女に助けてもらいました…

職業の選択と奨学金

大学の警察学部に入学したものの、特殊な学部のために高価な制服を購入する費用に困っている、と奨学生が懇願を。 基金としては、ふつうそこまでの面倒は見ないのですが、将来立派な警察官になるというので私が個人的にプレゼントしました。 内山アジア教育…

子育て奮闘中の奨学生

子育て奮闘中の奨学生。去年大学に合格したけれど妊娠、休学、そして出産。 「叔母さんに赤ん坊の面倒を見てもらい、早く復学したいです」と本人。 が、現実は厳しいようです。 めでたく復学できたら奨学生に復活ですが、その暁にはまずは現スポンサーさんに…

急告、内山アジア教育基金のスポンサーさんへ。

急告、内山アジア教育基金のスポンサーさんへ。 多くの奨学生たち、経済的に苦慮しているようです。 で、さらなる援助を個々にスポンサーさんに求めてくるケースが珍しくありません。 どうするかはお任せいたします。どうか無理なく、それが基金の方針ですの…

我が故郷の孔雀蝶

我が故郷、北海道厚真町で見られる、見事な孔雀蝶、クジャクチョウです。(写真は観光協会の提供) 今年も墓参帰省できそうにありません。

運の悪い子供

運の悪い奨学生もいるものです(写真の後列左端)。 連続的な成績降下により、スポンサーさんと相談後、その専権事項によって基金から退場してもらいました、「平均点が88点以上になれば復帰させる」という条件をつけて。 で、2年後に直近、見事、平均点91点…

女優の冨士眞奈美さん

ネットニュースで女優・冨士眞奈美さんの近況を知り、お会いした若い頃のお姿をふと思い出しました。人気脚本家の林秀彦さんのご自宅で仕事をしていたところ、地味な感じの女性がお茶を持って現れました。お手伝いさんかと思いきや、どうも違うようです。そ…

心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder)

自分でも意外なほどにメンタルの弱さを痛感する今日この頃です。軽度のようだけど、原因がはっきりしている、特定可能な心的外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder)です。 不安に襲われて、このところ、夜中でも短時間で、せいぜい2、3時間で…

特異な奨学金制度

我々の教育基金の奨学生になる選考基準として、前途有為で、社会的に何かを成し遂げようという夢をいだき、貧しくても成績が超優秀であること、です。御託を並べるのはタダですから。アハハハハハ。 てなことをいっていると、小学生から大学生まで、直近の応…

いよいよ本訴訟へ

相手は、被告は、「100%自分の責任です」と泣いて謝罪したにもかかわらず、係争案件になりました。問題は被告側の弁護団の出方、主張です。 私を嘘つき呼ばわり、不当な請求をしていると言いがかり、人格攻撃、誹謗中傷がはなはだしく、です。辛抱たまらず…

超のつく優等生の奨学生

超のつく優等生の 、基金自慢の高校生フィリピーナです。文句なく学年トップを争っています。 来年の今頃は、超難関の国立大学で学んでいることでしょう。どんな大学にでも合格するレベルです。 、基金自慢の高校生フィリピーナです。文句なく学年トップを争…

フィリピン人はあやまるのが苦手なのか?

マニラの学生街で、訳ありの薬局を経営していた経験から、「フィリピン人はあやまるのが苦手なのか」という原稿を新聞向けに書いているところです。 暑さのせいなのか、あわや〆切を忘れるところでした。

能書きの多い料理屋

副都心にオープンしたばかりの料理屋。 「構えもお品書きも雰囲気もいいからごちそうして」と友だちがいうので、さっそく。 テーブルが5つ、カウンターが4席、カウンターの向こうにいた40年配の店主&料理人、1人も客がいないのに自分の正面に座れと。 「お…

故郷厚真町の稲の生育

我が故郷の北海道厚真町、大地震に遭った町です。 農業が盛んな町の稲の生育状況です。短期間ですくすくと、です。(町の広報より)

故郷の厚真町

我が北海道の故郷、大地震で痛めつけられた町、厚真町の広報誌、その最新版が公開になりました。サーフィンのメッカらしい表紙です。 故郷というのは、離れて何十年たっても忘れられないものです。 実家、土地、親類縁者、友人知人が多々おりますので。

奨学生に応募して

奨学生に応募してきた大学1年生女子がいます。志望大学に入学したけれど、父親があれの依存症とかで出奔、母親は病気、で、いきなりの休学です。 成績表が届いています。申し分のない超優等生です。(左端Vサインの子) 「どうしても大学に戻りたい、勉強が…

有償の翻訳ソフト

有償の翻訳ソフトを株主特典で先ほど購入しました。 有料である以上、無料のグーグル翻訳よりも優秀なはずです。 内山アジア教育基金のスポンサーさんには、「ご担当の奨学生とのやりとりは、今やグーグル翻訳で充分に可能です。どんどん性能がアップしてい…

内山安雄とロマンポルノの女優さんたち

月刊誌の原稿「#MeToo 性被害と性暴力のはざまで」のゲラを返しました。テーマがテーマだけにいつになく慎重に、担当編集者さんも、です。長い付き合いの、信頼しきっている方なので、直しをそのまま納得して、です。脚本家だった内山安雄と日活ロマンポルノ…

スマホなら使わない

スマホを所有しています。が、電話機能もネットもまったくといっていいほど使いません。全ての機能を合わせて、月に数回も使えばいいほうです。 宝の持ち腐れ、と書いたところ、メッセージ多々、ありがとうございます。 実は雑誌や新聞の連載の担当編集者さ…

我が基金で学ぶ奨学生

我が基金で学ぶ奨学生たち、コロナ禍で会えないうちに、あっという間に大きくなっていきます。 いきなり海辺の私のコテージに飛びこんできて、文句なしの成績表を私と教育担当の副市長さんに突きつけて、「奨学生にしてええ!」と懇願。 小学校からの付き合…

我が青春のパリ

名画「第七天国」を見ていて、パリのことを思い出しました。20代の一時期を、小説家修業と称してすごしたパリのことを。 私が転がり込んだのは、ピガール広場の古びたアパルトマンの屋根裏部屋。日本でいうと新宿歌舞伎町の感じ。 同じフロアの住人は娼婦、…

苦学生の奨学生

苦学生の奨学生、マニラの公立大学を卒業します。 極貧の一家なので、今のままでは、大学に入って間もない妹さんは、学業継続がまったく不可能とのこと。 よって今日、「ボクの奨学金を妹が引き継ぐこと、ウチヤマお父さんの基金では可能でしょうか?」 可能…

連続的な看過できない成績不良

「内山アジア教育基金」で、連続的な看過できない成績不良のために、何人かの子供が、ここにきてスポンサーさんの意向で、奨学金を停止されることになりました。 どの子もふて腐れることなく、「長い間ありがとうございます」「感謝の気持ち、忘れません」と…