内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

能書きの多い料理屋

副都心にオープンしたばかりの料理屋。

「構えもお品書きも雰囲気もいいからごちそうして」と友だちがいうので、さっそく。

テーブルが5つ、カウンターが4席、カウンターの向こうにいた40年配の店主&料理人、1人も客がいないのに自分の正面に座れと。

「お客さんと料理人が対話するのが和食の基本、原点です」

野菜料理が自慢、特徴とのことです。

「野菜は素材が全て、それで勝負すべきです」

で、出てきたのが産直のトウモロコシを茹でただけのもの。アハハハハ、一事が万事、自慢たらたら、能書きだけは一丁前、素人にも作れそうなレベルの料理ばかり。

ほどなく呆気なく見事につぶれましたとさ。