成績不振が長期にわたって続いた場合、数多く待機している奨学金の応募者にチャンスを譲ってもらうーーそれが我々の基金のルールです。
基金にやってきた2年前には全教科の平均点が軽く90点超え、学年トップだったのが、どんどん降下して、直近かなり困った成績になっています。
調査をかけたところ、本人も認めるほどに怠け癖がついてきたとのこと。
超優等生の待機組が多々いるわけですから、公平性を保つためにも、「来学期もダメなら奨学金を辞退して」と現地スタッフ複数名が本人と家族に伝えたとのことです。
時に心を鬼にする必要がありそうです。
長くやっているといろんなことが起きます。諸行無常。
