内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

成績不振

成績不振が長期にわたって続いた場合、数多く待機している奨学金の応募者にチャンスを譲ってもらうーーそれが我々の基金のルールです。

基金にやってきた2年前には全教科の平均点が軽く90点超え、学年トップだったのが、どんどん降下して、直近かなり困った成績になっています。

調査をかけたところ、本人も認めるほどに怠け癖がついてきたとのこと。

超優等生の待機組が多々いるわけですから、公平性を保つためにも、「来学期もダメなら奨学金を辞退して」と現地スタッフ複数名が本人と家族に伝えたとのことです。

時に心を鬼にする必要がありそうです。

長くやっているといろんなことが起きます。諸行無常