我々の基金では、よほどのことがないかぎり奨学金を打ち切ることはありません。
子どもの将来をおもんぱかって、できるかぎりは、です。
それでもほんのたまにですが、どうにもならず、規約に従って奨学金を辞退してもらっています。
今日は離島の山中に暮らす少年が、スポンサーさんの意向もあり、支援打ち切りに。
連続的に3学期にわたり成績が降下、あまりにも無残、要するにビリケツです。
それだけなら寛容なスポンサーさん、我慢のしようがあったのかも。
が、この奨学生、完全バックレ、音信不通状態にして、何ヶ月も奨学金を受け取りにきません。生存確認すらできない状態になってしまいました。
これには一同、完全にお手上げ。
最後に話し合おうと試みたウチヤマもシカトされてしまいました。
ああ、無情、やれやれ。
頑張ってほしい、基金に返り咲いてほしいと願うばかりです。

