内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

支援停止処分

我々の基金では、よほどのことがないかぎり奨学金を打ち切ることはありません。

子どもの将来をおもんぱかって、できるかぎりは、です。

それでもほんのたまにですが、どうにもならず、規約に従って奨学金を辞退してもらっています。

今日は離島の山中に暮らす少年が、スポンサーさんの意向もあり、支援打ち切りに。

連続的に3学期にわたり成績が降下、あまりにも無残、要するにビリケツです。

それだけなら寛容なスポンサーさん、我慢のしようがあったのかも。

が、この奨学生、完全バックレ、音信不通状態にして、何ヶ月も奨学金を受け取りにきません。生存確認すらできない状態になってしまいました。

これには一同、完全にお手上げ。

最後に話し合おうと試みたウチヤマもシカトされてしまいました。

ああ、無情、やれやれ。

頑張ってほしい、基金に返り咲いてほしいと願うばかりです。