奨学生だったのに、看過できないほどの連続的な成績不良につき、資格を返上してもらった子ども、内山アジア教育基金の長い歴史で少なくありません。
一度は縁あって面倒を見てきた子どもなのだから忘れることはありません。
奨学生として復活できるように励まし、現地を訪れるたびに会うようにしています。
今日もその1人の女子高生から連絡があり、「先生の励ましと気持ちを考えるとつらいんです。でも復帰するのはむずかしいです、自分なりに頑張っていますけど」
その気持ちが大切なんです、基金のほうから見捨てることはありません、いつまでも復帰を待っています。