内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

フィリピン・フール

私がマニラの学生街で経営していた薬局「マリコ・ドラッグ」の建物の現況です。
懐かしいんだか懐かしくないんだか、はなはだ複雑な……。
破産時に地元ギャング一家の取り込み詐欺にあい、あわや銃撃戦&殺し合いだったので。
が、ビビリまくりのウチヤマは用心棒を雇って逃げ回っただけ、アハハハ。
2枚目の写真は、フィリピン人の女性や使用人たちと暮らしていた自宅(左手の建物)、奥の壁のすぐ向こうは巨大なスラム街、見事に強盗に襲われました。
 ここでの暗鬱、暗黒の日々が実録的犯罪私小説「フィリピン・フール」に結実、今般の特殊詐欺事件で有名になったマニラの入管収容所の中で読み継がれているそうで、沈思黙考。
ルフィも読んだ??? 記事にすべく検証中です。諸行無常