内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

母の日

母の日が、が、贈る相手がいない淋しさを今年も……。

母の日にかぎらず、盆暮れなどに贈答品とのし袋入りのお金を長らく欠かさずに。

が、母はずっと一円も使わずにためていたそうです。

「息子の仕事柄、いつお金に困るかわからないから」

そう周りにいって、手つかず、のし袋のまま……。それを知った私はーー。

「そんな日がこないようにするから、一円残らず母さんだけのために使って」

母の日がくるたびに、思い出してしまいます、育ててくれた母への感謝の思いをこめて。