亡き友を偲ぶ会に参加してきます。
化粧品会社の創業者、投資顧問、芸能プロダクションの国際部長など、いくつもの顔を持っていました。内山アジア教育基金の有力な支援者でもありました。
二度ほど一緒に海外旅行を。
セブ島に旅したおり、奨学金制度の拠点である小学校長との打ち合わせに同行してもらいます。
会談を終えた直後、我が友がいうには。
「オレ、ウチヤマさんのこと、しょっちゅう海外を面白おかしく渡り歩いて、そのことを書いて高い原稿料にして稼いでいる、単なる遊び人だとばかり思っていたよ」
四半世紀も付き合って初めてウチヤマの別の顔を知るなり、その場でポンと札束を基金に寄付してくださいました。
内山アジア教育基金の第一号奨学生、ラオスの天才児のブーちゃんは、そのおかげで宿願だったお医者さんになりましたとさ。