内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

まにら新聞の記事

まにら新聞の記事より抜粋、フィリピンの教育問題です。

経済の急成長により、休学、退学は減ってきてはいるのですが、まだまだです。

貧困の連鎖を断ち切るには教育が必要です。内山アジア教育基金の出番、まだ当分ありそうです。

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 教育省のデータによると、2010~11年に小学1年生に入学した学習者のうち、10年生(日本の中学生課程)を修了したのは100人あたり58人だった。ガチャリアン議員は「10年生までにいなくなる40%をどう救うか、どう学校にとどまらせるかに焦点を当てるべきだ」と述べた。

フィリピン統計局の2019年の機能的識字率・教育マスメディア調査によると、学校に通わない、または通えない理由について、12~15歳の41・9%、16~17歳の28・3%が「個人的な興味の欠如」を挙げ、最も多かった。次いで12~15歳の14・4%、16~17歳の15・4%が「家計の収入不足」を挙げた。