内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

苦い経験、恥ずかしい経験

苦い経験、恥ずかしい経験を毎日のように思い出しています、何かの拍子にいやおうなく。

今日もまた。かつて編集長と銀座で飲んだおり、「ウチヤマさん、マキちゃん(私に何度もついているホステスさん)が新宿で飲みたいそうだから連れて行きなさいよ」

で、新宿に出て、行きつけの店でさして盛り上がることもなく、二人酒を。

帰るというマキちゃんのために店の外でタクシーを拾いました。タクシー代として三千円を渡しました、が、なぜケチったのか、なぜ諭吉さんの一枚くらいチップとして差し出さなかったのか、三十代の私がいくら貧乏だったとはいえ……。

その後マキちゃん、私の席につくのを避けていたような気がします。恥ずかしくてせつない思い出なり。