内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

餓死と即身仏

我が母親、老衰し、最期には水すら飲まない道を自らの意志で選択し、私1人をのぞく親族を仰天、困惑させます。

「もう一生分の美味しいものを食べ飽きたから」

それが最期の言葉、点滴だけで15日後に旅立ちました。

黙して、傍観するのみの内山安雄への非難の声が多々。

が、生まれ方は選べないが死に方は選べる、十分に生ききったのですから、そのくらいは許されるのでは……。合掌。