内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

映画・囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件

映画「囚われ人 パラワン島観光客21人誘拐事件」を鑑賞したばかりです。

見ていて、同じくフィリピンを舞台にした邦人少年の誘拐事件を扱った拙作「樹海旅団」をいやおうなく想起していました。

版元から、〝果てのない悪夢〟の小説といわれ、ハードカバーにする条件として1800枚を半分に縮めるように求められました。

現地取材に1年半、執筆に2年半をかけた長編小説です。

断固拒否しました、若きウチヤマ、アハハハハハ。

後の光文社版では上下2巻になっています。