内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

チップ

チップは日本にはない習慣なので、ちょっとむずかしいようです。

途上国では取材をスムーズに進めるために毎回車付きでドライバーを、時にガイドも雇い入れます。相手が内心で100のチップを望んでいても、途上国なのだから50も出せば御の字だろう、と思う人が多いみたいです。

が、私はいい仕事をしてくれた相手には、希望額の2倍から3倍のチップを、です。それでも高がしれていますけど。

特に雇われのドライバーは極貧ですし、次のいい仕事への期待をこめて多めにしています。チップは人間関係の潤滑剤ですから惜しくはないですね。