物書き人生で数え切れないほどインタビューや対談を受けてきました。
はっきりいえることは、自分の方からインタビューや対談を求めてきたのに、対象の私に関して何も調べずに会おうとする人が多々いることです。
先入観を持ちたくないから、頼まれ仕事だから、とかなんとか屁理屈を並べますが、無収穫なインタビュー、対談になること必至。
不勉強で不遜な態度でやってきたインタビュアーのうち、大成した人、見たことがありません。
拙作小説の取材でやってきた新聞記者、ただの1冊も読まずして、ラストの一行を読み上げて、「ズバリこれがテーマの小説ですね」だと。アハハハハハ。