内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

過去の拙作は読まない

自分の上梓した本、一度たりとも後から読むことがありません、生来の性格なんでしょう。
未発表の自作小説「赤い散華」「ある裏ビデオの報酬」がたまたま見つかりました。大手出版社からデビュー直後に求められて書いた作品で、当時はちょっとした自信作でした、自画自賛ですけど(笑)。
が、編集長いわく、「デビュー作に比べて、志が低いです。よって没にします。他の版元なら難なく刊行するでしょう。が、そうなったら我が社とウチヤマさんの関係、終わりますのであしからず」
で、あえなくタダ原稿に、西も東もわからない20代の若造ゆえに、やむなく埋もれた小説に。
が、押し入れの奥から、それらの作品が、書くのに数ヶ月を要した手書きのオリジナル原稿が掃除のついでに発掘された!!!!
魔が差して、何を書いたか、おぼろげなので、人生で初めて自分の小説を読み始めました。
が、3行読んだところでやめました。全ては過去に。
ほしいという読者の方に2作品とも献上、「適当に処分してください」といって永別を。
当時はあんなに大切な作品だったのに、自分の全てだったはずなのに、諸行無常