内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

奨学生からのお礼

この夏まで内山アジア教育基金で支援していた奨学生から最高に嬉しいお礼のメッセージが届きました。
かなり貧しい暮らし向きだったので、私たちの基金の支援なくしては大学卒業は無理だった、と言っています。
とても優秀な娘さんなので、こうしてさっそく念願の学校教師になりました。
 「ウチヤマのお父さん、大学生活を通して私に与えてくれたすべてのサポートに、この場を借りて深く感謝の意を表したいと思います。あなたの助けがなければ、学位取得の難関を乗り越えることはできなかったでしょうし、あなたがいなければ卒業できなかったと心から信じています。あなたの寛大さと私への信頼のおかげで、私は今、教師であることの喜びを味わっています。つい最近、素晴らしい生徒たちと初めての教師の日を祝うことができました。一生忘れられない瞬間です。先生、そして特にXさん、本当にありがとうございました。私は永遠にあなたたちの娘です」
この便りをもらって内山アジア教育基金を続けてよかった、とつくづく思います。