内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

珍しい友だち

珍しい友だち、多々います。

ここで先に紹介した広域暴力団の副理事長さんがその一例でしょう。

もっと珍なる友だちは、北朝鮮国籍のバリバリの工作員です。今も在日の友だち、40年来の付き合い。

彼がココム違反で逮捕されたおり、公安調査庁が私にも疑いをかけて、彼にゲロしろと迫ります、物書きのウチヤマも北に関係しているんだな、と。

「ウチヤマさんとはそういう関係じゃないです」「どういう関係の物書きだ?」「ただのテニス仲間です」「ふざけろおお!!!」

釈放直後の我が友、電話で、

「ウチヤマさん、公安から呼び出されます、すいません。でも正直に全て話してください」

「単なるテニス仲間だと? 北朝鮮工作員と昔から知っていたけど、と?」

「はい、面倒なことに巻き込みたくないんで、逮捕されたことだし、なんでも隠さずにしゃべってください」

で、公安調査庁の呼び出しを待っていました、首を長くして。

が、「こんな奴、下手に任意同行すると何をするか、何を書くか、わかったもんじゃない」と思ったのか、シカトされました。

公安調査庁の取り調べだなんて最高のネタだったのに残念無念。アハハハ。