内山安雄のアジアンな日々

奨学金制度を主宰する職業作家、内山安雄の主戦場であるアジアの話題を中心に

タリバン

アフガニスタンの政権崩壊、タリバンの復活、感慨深いものがあります。というのは、1981年2月、内山安雄は、イランでアフガニスタン武装組織「イスラム委員会」(当時の組織名)に取材後、従軍して、内戦中の同国の西部都市ヘラートへビザ無し越境をしているのです。その後あれこれあって、イスラム革命下のイランに戻ったところ不法入国したということで拘束の憂き目に、やれやれ。
内山安雄撮影のこの写真は、その在テヘランイスラム委員会」のオフィスです。1人はその後、奪取した政権の中枢に、です。が、さらにその後は……。盛者必衰、栄枯盛衰、諸行無常